謎が謎を生んだ書籍

以前にレビューした本に『世界の処刑と拷問』というのがあるのですが、これの書籍版を入手しました。ちなみに、レビューしたのは電子書籍版です。

なぜわざわざ既に持っている本を買いなおしたのかという話ですが、実はこの本、電子書籍では見られなくなっている画像がいくつもあるんですよね。文章のほうは読めるから問題ないと言えばないのですが、隠されると気になる性分でして、見られなくなっている画像の為だけに買ってしまいました。

それで、早速見てみたのですが……

わざわざ見られなくする必要あったのか? というのが私の感想です。物凄くグロデスクな画像で掲載にストップをかけられた……みたいなことを勝手に想像していたのですが、他の画像と比べても特別にむごい画像ではありませんでした。一体なんの目的で見られなくしているのかは知りませんが、少なくとも私には必要だったとは思えません。

これで終わってしまうと腑に落ちないのでさらによく調べてみたところ、見られなくなっている画像に1つ共通点を見つけました。というのも、見られなくなっている画像は「明治大学博物館所蔵」のものだったんですよね。さらに具体的に言うと、「鉄の処女」の画像を除くと、全てが「徳川幕府刑事図譜」の画像でした。

ということは、画像の内容が問題だったというわけでは無く、画像の提供元が問題だったと考えられそうです。これは想像ですが、所蔵元である明治大学博物館から画像の提供を断られたのではないでしょうか。なぜそうなったのかは分かりませんが、状況から考えるとそういうことのような気がします。

まさか、勝手に画像を使っていて、それがバレたからこのような形になった、なんてことは無いと思いますが……無いですよね?

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