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南アメリカでも異端審問が行われていたという話

異端審問というと、どんなイメージがあるだろうか?

キリスト教が行ったもので、中世に行われたもので、拷問が行われた現場である……などなど。

そして何より、ヨーロッパで行われたものであるというイメージが有るのではないだろうかと思います。

これは実際その通りで、最も有名なスペインの異端審問を含め、ヨーロッパ中の様々な地域で行われました。

 

ここで勘違いしてはいけないのが、異端審問は実はヨーロッパだけで行われたものでは無いということです。

異端審問はキリスト教が行っていたものですからね。キリスト教圏であれば何処ででも行われました。

その一例として、南米のペルー、その首都であるリマで行われた異端審問について書かれた書籍を見つけました。

その名も『ペルーの異端審問』。名前のとおりですね。

 

ペルーといえば、世界遺産のマチュピチュがある場所です。というより、正直言ってこのイメージしかありませんでした。

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しかしこの本を読んでみると、どうやらペルーでは異端審問が行われ、しかもそのことについて展示されている博物館まであるということが分かりました。

調べてみると、どうやらそこで行われた拷問の様子まで展示されているとのこと。私としては非常に興味深い発見です。

ちなみに、博物館の名前は「宗教裁判所博物館」と言うそうです。ストレートですね。

 

この本はまだ買ったばかりでほとんど読めていないので、南米というヨーロッパとは地理的に異なった場所での異端審問がどのように行われたのか、さっそく読んで確かめたいと思います。

読み切ったらレビューします。気長にお待ちください。

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